「不動産STの利回りはどれくらい?」
「他の不動産投資と比較して儲かるの?」
不動産STとは、セキュリティ・トークンやデジタル証券とも呼ばれている新しいカタチの不動産投資サービスです。
ブロックチェーン技術を活用して発行・管理される不動産を裏付けとしたデジタルの有価証券を指します。
従来では、機関投資家や一部の資産家などに投資機会が限られていた大型不動産が小口化されているため、比較的少額から始められます。
不動産STへの投資は他の投資商品と比較してどのくらい儲かるのか気になる、という方も多いのではないでしょうか。
不動産STの利回りと他の投資商品との比較について、詳しく紹介します。
不動産ST(デジタル証券)の平均利回りは3~5%!
不動産STの平均利回りは、3~5%です。
不動産STでは、単一もしくは少数の大型不動産が小口化されています。
不動産STは、2020年5月施行の改正金融商品取引法の「電子記録移転権利」として、取り扱いが開始された比較的新しい金融商品です。
法律に基づき設計されているため、安全性・信頼性に優れている投資商品でしょう。
不動産STの市場規模は、今後も拡大傾向が続くと予想されています。
他の投資商品との利回り比較
不動産STと他の投資商品との利回り比較は、以下の通りです。
不動産ST (デジタル証券) | REIT | 不動産 クラウドファンディング | 現物 不動産投資 | |
平均利回り | 3~5% | 3~4% | 3~8% | 3~10% |
投資対象 | 小口化された不動産 | 不動産投資法人が発行する証券 | 小口化された不動産 | 収益不動産 |
REITとの比較
REITの平均利回りは、3~4%です。
不動産STの利回りと同程度ですが、投資する銘柄や株式相場の影響などによってREITの利回りは大きく変化します。
REITの投資対象は不動産投資法人が発行する証券のため、小口化された不動産に投資する不動産STとは投資対象が異なります。
1銘柄に専門家が選定した数十~数百の不動産が組み込まれているので、1銘柄への投資でも分散投資効果が得られるでしょう。
REITは、株式と同様に取引所での売買が可能です。
しかし、価格が常に変動するため、必ずしも利益が得られるとは限りません。
投資する銘柄やタイミングによっては、元本割れするケースもあります。
一方で不動産STにおいては、現時点で元本割れしたサービスは確認されていません。(2025年7月時点)
不動産STは、株式市場の影響を受けにくく価格変動も小さめのため、分配金が比較的安定している特徴があります。
不動産クラウドファンディングとの比較
不動産クラウドファンディングの平均利回りは、不動産STより若干高いの3~8%です。
また、投資対象も不動産STと同様、小口化された不動産です。
不動産クラウドファンディングは、インターネットを経由し不特定多数の投資家から出資を募ります。
集めた出資金をもとに不動産を購入・運用し、不動産の運用により得られた賃料や売却益を投資家の出資額に応じて分配する仕組みの人気不動産投資サービスでしょう。
不動産STと不動産クラウドファンディングの利回りは、利用するサービスや投資するファンドによって大きく異なります。
不動産クラウドファンディングの中には、10%を超える高利回りファンドに投資できるサービスもあります。
しかし、高利回りファンドへの投資はリスクも高くなりがちのため注意が必要です。
不動産クラウドファンディングでは、ほとんどのサービスが中途解約できません。
そのため、急に資金が必要になった場合など対応できないケースもあります。
不動産STは、ブロックチェーンを活用して不動産がデジタル証券化されているため、流動性が高い金融商品です。
現物不動産投資との比較
現物不動産投資の平均利回りは、3~10%です。
投資する収益物件の種類や立地、築年数などによって利回りは大きく異なります。
現物不動産投資は、アパートや区分マンション、戸建て住宅などの収益物件を購入し、第三者に貸し出すことで賃料収入を得る不動産投資方法です。
収益物件を購入するために多額な資金が必要だったり、不動産の管理や運用の手間がかかったり、初心者にはハードルが高い投資方法でしょう。
また、現物不動産投資では、運用状況や不動産市況の悪化などにより、売却価格が投資金額を下回り元本割れする可能性があります。
不動産STは、優良大型不動産が小口化されているため、現物不動産投資と比較すると少額から始められます。
スマホひとつで完結できるため、不動産の管理などの手間はかかりません。
おすすめの不動産ST(デジタル証券)サービス
おすすめの不動産STサービスは、ALTERNA(オルタナ)です。
ALTERNA(オルタナ)

ALTERNAは、東証プライム市場上場の三井物産のグループ会社である三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社が運営する不動産STサービスです。
高稼働かつ高収益が見込める優良大型不動産に1口10万円から投資できます。
都心ホテルやショッピングモールなど1棟あたり10億円超の大型不動産が小口化されています。
上場企業グループが運営している信頼性に優れたサービスのため、投資する際の安心感につながるでしょう。
ALTERNAの運営会社情報は、以下の通りです。
運営会社 | 三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町1-8-9 人形町PREX 4階 |
設立日 | 2020年4月 |
代表者 | 上野 貴司 |
資本金 | 30億円(2023年5月10日時点) |
取得している免許 | 金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3277号 宅地建物取引業:東京都知事(1)第105400号 |
ALTERNA(オルタナ)のキャンペーン情報!

ALTERNAでは、2025.6.12(木)~7.31(木)の期間中に口座開設完了の投資家を対象にしたキャンペーンが開催されています。
最大10万円分の三越商品券が抽選で当たるキャンペーンです。
内容 | キャンペーン期間内に新規口座開設をされた方の中から抽選で最大10万円分の三越の商品券をプレゼント 1等:三越の商品券(10万円分)…1名様 2等:三越の商品券(5万円分)…3名様 3等:三越の商品券(1万円分)…15名様 |
期間 | 2025年6月12日(木)~ 2025年7月31日(木) |
条件 | キャンペーン期間内に新規口座開設をする |
配布 | 2025年8月中旬を目途に、オルタナに登録しているメールアドレス宛に、「@mitsui-x.com」ドメインから送信されるメールにて、賞品送付先住所の入力フォームを案内 |
注意点 | 特になし |

まとめ
今回紹介した不動産STの利回りについて、重要なポイントを4つにまとめました。
- 不動産STの平均利回りは3~5%
- REITの平均利回りは3~4%
- 不動産クラウドファンディングの平均利回りは3~8%
- 現物不動産投資の平均利回りは3~10%
3~5%の安定した利回りが見込める不動産STに興味がある方は、今回紹介したおすすめ不動産STサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
コメント